2010年04月26日

[アニメ感想]サマーウォーズ

B0030680TYサマーウォーズ [DVD]
バップ 2010-03-03

by G-Tools


評価 ☆☆☆☆(五段階)


サマーウォーズを見た。
実はこのアニメに対してはちょっと臆するものがあった。
見たいなとは思っていたんだけど、あまり見たくないという気分も同時に並列していた。

というのも、公開当時、他のブログなどで感想を見るうちに、この映画にはがっかりさせられるんじゃないかという思いがむくむくとわきあがってきたからだ。
なにしろ、細田守といえば、今の日本のアニメ業界のうちでおそらく、もっとも才能のある演出家である。
そういう人に対して失望したくなかったというのが正直なところ。

んで、今回、見てみてどうだったかってことだけど、いやー面白かったですよ。
うん。
土台のしっかりしたエンターテイメント作品にしあがってた。
満足。

ただ、「惜しいな」と思わせる作品だったのも事実で、たとえばヒロインだ。
篠原夏希というヒロインがでてくるんだけど、この女の子がどうにもかわいくないのである。

時かけと同じく、芸能人を声優に起用していて、声質も不思議とよく似ている。
低めの声質で、アイドル声優のそれとはあきらかに異質。

時かけの真琴に対しても「声優が下手すぎ」という声はあがっていたのだけど、僕は許容範囲だった。
いや、積極的にいいなとすら思ってた。
真琴というキャラクターの、お転婆でリアルな感じというのがよく表現されているんじゃないかと思ったのだ。

ところが、この篠原夏希の声の桜庭ななみに対しては、はっきりとキャラに声があってないという感想をもった。
というのも、このヒロインは高嶺の花的なキャラクターであって、もう少し、お嬢さま然とした声のほうがいいんじゃないか。

ヒロインの声はここらへんにして、このヒロインをうまく魅力的に見せることはできたはずだと思うんだなあ。

たとえば、主人公を曾祖母に自分のフィアンセ(←嘘)だと紹介するところ。
ここはなりすましギャグのところなんだから、自分から腕を組むとかキスするとか、そういうタイプの演出を使ってもよかったんじゃないかと思う。

ヒロインに惚れているということが、主人公の行動の動機を担保しているわけで、ヒロインがもう少しでもいいから魅力的だったなら、この映画はもっともっといいものになっていただろうに。

ここらへんは脚本の奥寺佐渡子が女性だからっていう理由もあるのかも。
男目線からのかわいい女の子が描けないっていうことなのかもしれない。



posted by YenGood at 09:06 | Comment(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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